アイトマートフ Chingiz Aitmatov キルギス共和国の世界的小説家。 ロシア語とキルギス語で小説を発表している。 多くの国で翻訳されている。 初期の代表的作品としては「アシム」(1953)、「われら、さらに前進す」(1957)、 「ライバル」(1958)などがある。 中編「ジャミーリャ」(1958)は広く国外でも絶賛され、彼の文名を高めた。 農村の古い因習に抗して愛を貫く女性が主人公で、この作品によってレーニン文学賞を 受賞した。 中央アジアのソ連宇宙ロケット発射基地の周辺を舞台とした 長編小説「世紀よりも長くつづく一日」(1980)は民族問題を扱っている。 名前はチンギスカンを連想する。