孝成は抗日スパイだった。 彼は文龍を殺そうとした。 が逆に日本軍に殺される。 文龍は憲兵隊に捕らえられるが 李龍が甘粕に頼んで釈放される。 田鶴てい 押小路龍 経済とは経国済民 母 趙紅華 高瀬紅子 鳳花 紅龍の首領 小鈴の生んだ冬馬 唐の時代 北辺を匈奴が侵犯したとき 娘盛りの木蘭の活躍 男装して。 鳳花のもつ黄龍玉璧 生きていた 金昇龍 上海の海から ↓ 金英雄 曹徳豊は鳳花の左腕をうちおとす。 彼も右足を失う。彼に ていの付き人になるよう頼む龍 ていは8月に娘を産む。 文龍の恋 ユダヤ系アンナ 彼女はシェイクスピア嫌い。 文龍の友 孝成は日本軍の手先に殺された。 文龍はアンナに会いたい。アンナは憲兵隊に連れて行かれた。 文龍も憲兵隊に連れて行かれるが、甘粕正彦の命で釈放される。 文龍は王玲にたぶらかされ党に加わる。 キミがやった数々の不正経理の証拠 憲兵や満州国警察のかつての部下が集めて すでに私の手元にある。 これが謹厳なことで知られる梅津司令官閣下に知られたらどうなるかね。 この女将から手を引き給え。 イエスかノーか(甘粕正彦のセリフ) 手柄をたてて軍で出世することしか頭にないような軍人が この満州の運命を左右することには我慢ならぬ。 私はこの国をいつか真の独立国に育てたい。 伊達順之助→帰化して張宗援 馬隊→馬賊 馬達子、約(豹?)胡子 李文龍 延安に現れる。 魯迅(周樹人)の本家筋にあたる周恩来 乾→ 龍 父 坤→ 牛 母 毛沢東 33巻 千山は秦天省と安東省の境にある。 現在遼寧省。 葛月譚老師が一番偉い。 高芸に手心を加えた龍は、老師から戦いの無常さを諭される。 西閣(田哲健)と東閣(江郎)の対立が厳しい。 田哲健は龍にとどめを刺さなかった。 皇帝の秘宝 黄龍玉璧 最優秀の少年先鋒隊員 李文龍 田哲健は龍との一件で、老師からおしかりを受けて 無期限の謹慎 田哲健を襲う東閣(江郎)たち。 ついに 狼をあやつる李龍 ここにきてみんなは龍に従う。 千山無量観は東西の対立はなくなり一つになる。 老師から道士頭と認められた龍は道冠をさずけられる。 龍は馬隊を組織するために来たという目的が明らかにされる。 高芸が馬隊の頭目であった、猿王将軍であったことも 老師の口から明らかにされる。 大興安嶺の奥地をめざす龍にみんなしたがう。 1ないし2年のうちに日本軍は太平洋に手を広げ 満州は手薄となる。 そのときにこそ 千山無量観から兵を興す。と言った龍 昭和17年12月 東条首相官邸に突然姿をあらわした甘粕 戦略の神様といわれた石原莞爾を担ぎ出した甘粕 ほんとうに東条と石原は官邸で対談したのだろうか。 石原は東条に首相をやめよと言ったという。 甘粕はインパール作戦を中止せよと東条にせまる。 18年9月 イタリア降伏 10月 学徒出陣 19年1月 甘粕のもとに東条からインパール作戦許可の電話 満州の独立王国をはかる甘粕 龍に指令が出る。 ていの元に戻ってきた龍。 ていの弟孝吉の戦死を二人は話しする。 35巻 石川雄大中尉と会う てい。彼は京都時代の龍の友人。 親子の写真を見せる てい。 彼ら軍は南方に行く。 東京に帰ることを勧められたていは 甘粕に断る。 最後の映画を撮るつもりのてい。 満州も日本も最後という甘粕は 龍にハルピンに飛べと指令 ハルピン 日本が負けソビエト軍が進攻してきたら 共産化した祖国を脱出しハルピンに住んでいるロシア人たち の運命も過酷なものに変わるだろう 特高の日影が 飛行場で荷物を受け取りにきた龍の前に現われる。 荷物をあけられる危機一髪 甘粕の手をまわし陸軍警備隊が 現われstopさせられる。特高は警察だから。 領民から匪賊になる これを落草という。 蕎麦屋の親父は千山の仲間だった。仲間が集まり龍にしたがうことを誓う。 ていの映画は 人販子 (街頭で見かける子供売りのこと) 子供売りのおじいさん 売り物の幼い男の子 子役募集 鬼の甘粕 仏の根岸 よく知るため小売問屋に行って 糞土と呼ばれる子を買う。 300円で 汚い痛めつけられたその子をだく。 汚れた満人の子など入院させらないと断られた ていは 甘粕に映画の主役にするからと頼む。 甘粕の頼みでは 病院長も入院させる。 李雲龍となずけたてい 子供は喜ぶ。 ----- 60歳の子供売り王丹 商売をたたもうとして 最後に仕入れた子雲龍がなかなか売れない。 ふとしたことで その子は金持ちの親からさらわれたことを知って 本当の親に送り届ければたくさん謝礼をもらえると考え 親の元えの旅が始まる。 甘粕を見てひれ伏す雲龍。 撮影が始まる。 街角で出会った何十人という物売りを全部記憶し みんな違う声色で真似する雲龍。 天才だ てい 36巻 ----- 37巻 監督が雲龍を大切にするのに気に入らない 日本人職員 雲龍にタパコを吹きかける。 ほどなくボヤ騒ぎで、彼らは消防兵士に捕まえられた。 娼婦たちの相手をしながら各地の事情を聞き集めた哲健隊長 目的地はハイラル北方の満ソ国境地帯。 延安にて 李文龍はアンナに似た孫明にひかれる。そこに現れた王玲 孫明にふられた羅英継は文龍と戦い、文龍ピンチのとき毛沢東現れる。 ケ小平から特別任務を与えられた李文龍 ハイラル方面に行き龍に会って秘宝を取り返せといわれる。 毛沢東から八路軍の将校に命ぜられる。 党中央から李文龍を延安に行かせるよう、彼と寝たことを言う王玲。 孫明は納得したか。王玲に勧められ孫明は文龍の部屋にベッドに。 重慶の蒋介石もやはりニュースを知る。 大興安嶺は興安北省と興安東省の間の山脈 日本兵を送り届けろと命令された3人の部下は 日本兵を殺して持ち物を奪った。怒る龍 殺すと騒ぐ部下たちに、3人は家に帰れと命令する龍。 歩き出した3人は龍に撃たれる。隊長の命令にさからったから 殺した魂は故郷に帰れと遺体にいう龍。 泣いている龍をみて、全員彼にしたがおうと思う。 日本軍に発見された龍たちは興安嶺を越えることにする。 馬占山将軍の部下たちは龍たちをまちかまえていると、ミスター・ワトソン に話す馬占山 。 −−−−−−−−−−− 38巻 映画が完成したら 自分は捨てられると思った雲龍は家出をする。追っかける和華。 苦労して、二人は母親の職場の満鉄撮影所にたどりつく。 だが、雲龍主演の製作途中の映画フィルムを見ているうちに閉じ込められ、 厳寒の中で凍死寸前に発見される。 龍ひきいる匪賊は日本軍に撃たれ、ほとんど壊滅。 主人公が死んだら、この話はおわりだから。 満映撮影所で 自分の目となり耳となってくれた諜報部員たちに向かって 日本の敗戦を予告し、解散を命じる甘粕の姿。 最後のシーンはカラーでという田鶴監督の頼みを受け入れる甘粕。 和華を雲龍の弟役で撮影開始。 −−−−−−−−−−−−−−−− 39巻 敗戦の色濃い満州 雲龍主演の映画は成功する。 子役だった雲龍は敗戦になっても田鶴と娘和華を守ろうと決心する。 ついに紅龍との対決 ソ連の援護を受けモンゴルのラマ寺にたてこもった紅龍は ソ連の裏切りにあい さらに宿敵曹徳豊に撃たれ 死ぬ直前。 でも李龍に会いたいと部下に命じ 運命の二人は対決する。 さて次回は? −−−−−−−−−−−−−−−− 40巻 紅龍は死ぬ 李龍の腕の中で。 秘宝を手にした龍は、誰にもわたさぬよう永遠に封印しようとする。 モンゴルの夏の祭ナーダムにまぎれこんだ龍たち かつて北満州に号令をかけ日本軍と戦った馬占山将軍の息子 の哲健隊長はスパイだった。 赤い布を道々に落としてきたことをモンゴルの少年に見られて 裏切り者として龍に撃ち殺されるところを 散打での戦いを望み 龍に負け自ら気門穴を突いて絶命する。 彼らはハイラルまでたどりつけるか。 重慶でのワトソンと周恩来の会談 ドイツが降伏した今 アメリカはソ連との対決を予測して、早く日本を降伏させるため原子爆弾を 使うだろうとワトソンは言う。 八路軍と蒙古遊撃隊の連合軍は司令官が李文龍 かつての兄弟が宿命の対決 絶対絶命のとき、ナンドルジー王の大軍が現れ 龍たちは助かる。李文龍たちは退却 がしかし、李文龍は撃たれ落馬し自決しようとする。 そして龍に拳銃を撃たれ死ぬことができない。 兄弟のように深い関係の二人を戦わせた毛沢東が悪い、そう龍は李文龍に言う。 李文龍をナンドルジーに預けた龍たちの前に満州国回族の部隊が迎えに出る。 甘粕と龍は新京に秘宝を運ぶ。蓋を開けると中はから。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 41巻 甘粕と龍は新京に秘宝を運ぶ。蓋を開けると中はから。 「手を結ぼう。ただし、考え方も目的も違うことを了解してくれることが条件」と 龍は甘粕に言うが、甘粕は相手にせず龍を監禁する。 黄龍玉璧を手に入れたと聞いて喜ぶ満州皇帝。 龍は実は文龍に秘宝を預けていた 。文龍はホロンバイル草原ナンドルジー王のもとで傷を治していた。 甘粕はていに、ソ連の進攻をくい止めるために、秘密の物体の実験の様子を撮影して そのフィルムをソ連にすばやくわたさなければならないと説明する。 となりの部屋で話を聞いている龍。 ソ連にわたしたフィルム、そしてモスクワからの返事、 これでよい交渉ができると思った甘粕に 広島の原子爆弾のニュースが。 殺人兵器を使われぬよう、ナンドルジー王に頼んだ龍。 のこされた唯一の飛行機をあやつる龍。 ハイラル在住の約六千人の邦人を現地守備隊は鉄道で退避させる準備。 そこで頼まれて、ハイラルの日本人開拓村から邦人の女子供たちを飛行機で救い出そうとする龍 --------------- 42巻 開拓団を助けに来た飛行機 暗くて着陸地点が分からない。 みんながローソクをもってならぶので滑走路ができた。 無事救出に成功。 8月6日 ソ連が参戦 そして長崎にも原爆投下 甘粕は田鶴ていに新京発の列車に乗れと勧めるがていは断る。 ていは、いざというときのために 雲龍に和華のことを頼む。 8月17日 満鉄の全社員に退職金が支払われた。 龍は重症怪我の叔父押小路会長に会に大連に行く。 叔父から唯一の飛行機をゆずり受ける。 小鈴に冬馬は龍の子だと打ち明ける叔父。叔父には子種がなかったから。 龍とていと和華は一緒に飛行機に乗って あの映画フィルム「人販子」を守ることにする。 彼らは秘宝を持ってチベットに。 56年後 2001.1 上海 秘宝とともに満州国から姿を消した龍は ダライラマ14世の護衛としてインドに向かう。 1958年当時の写真を見て、龍だと言う李文龍 74歳 成功した李雲龍は一族の前でていのことを感謝しながら語る。 恩人 大切な人 偶然テレビに映った幻の電影「人販子」を見て私だと叫ぶ李雲龍 2001.8 京都で 龍とていの孫シンが小鈴と孫娘に会いにくる。 龍もていも1年前になくなったと言いに。 種子島からロケットを打ち上げる冬馬 その人工衛星を見上げるブータンの二人 彼らはていと龍なのか。 龍